こんにちは。ベランダ飼育を卒業して実家の畑の一角で屋外飼育をはじめたしゃちです。

虫とか動物とか大丈夫?
雨が降っても平気?
今回は、畑での屋外飼育を約3ヶ月経験してみて大変なこと、気を付けるべきこと、良いなと感じたことをまとめました。
スムーズに屋外飼育を始めたい!
余っている自宅のスペースを有効活用したい!
是非最後まで読んでみてください。
屋外飼育のメリット

屋外飼育をはじめてみて実感しているメリットは以下の通りです。
- 日光を存分に浴びせられる
- 容器のサイズを大きくできる
- めだかを増やすのに最適な環境が手に入る
日光を存分に浴びせられる
人にとっても生き物にとっても、日光は元気の源です。
カーテンを開けて朝日光を浴びるとセロトニンという幸せホルモンが出て一日をハッピーに過ごせるように、めだかにも日光は大切な要素になります。
日光によって水温も上がり、適温である25度前後を保つことができればたくさん卵も産んでくれます。
ベランダ飼育の時は、あまり日が当たらないスペースで飼育していたので日中も水温が上がらず、あまり卵が取れませんでした。
光が当たらない暗い室内で育てる場合、わざわざ専用の電気を付けて光を当てる必要があるので、屋外飼育だと電気代もかからずコスト的にも嬉しいです。
容器のサイズを大きくできる
ベランダや室内飼育の場合、限られたスペースでめだかを育てる必要があります。
生活空間にめだかがあふれ出てしまうと、同居している人に迷惑をかけてしまいます。
飼育スペースが限られているので、育てる容器もあまり大きいものは置けません。
満員電車に乗るととてもストレスを感じるように、めだかも過密な状態だとのびのびと過ごすことができません。しっかりと広い環境を与えてあげることで、ストレスなく立派なめだかを育てることができます。
その点、屋外飼育だとスペースを気にせず大きな容器をバンバン置くことができるので、めだかにとってこれほどストレスフリーな環境はありません。
めだかは容器の大きさによって成長できる大きさが変わります。
小さい容器で育てているとあまり大きくはなりません。立派なめだかを育てるには、大きな容器で育ててあげることが大切です。
めだかを増やすのに最適な環境が手に入る
屋外飼育では容器のサイズを大きく出来るだけでなく、容器の個数も好きなだけ置くことができます。
めだか1匹が1シーズンで産む卵の数は500個と言われています。
たった10匹でも、合計すると5000匹生まれる計算になります!
共食いや病気などで全部を育てることは難しいですが、容器が多いとそれだけ生き残る確率を上げてあげることができます。
同じタイミングで生まれためだかでも、成長スピードに個体差があるため、早く大きくなった子は他の小さい子を攻撃し始めます。
その為、卵から孵化して1~2週間したら、めだかの大きさ毎に容器を分けて住み分けをしてあげると良いです。
住み分け作業に、容器の数が重要になってきます。容器の数が多ければ多いほど、サイズ毎にめだかを分けることができ、生存率を高めることができます。
うまれためだかを同じ容器にずっといれておくと、強い数匹のみが残って後はすべていなくなってしまうのです。
数を増やしてよりきれいなお気に入りの子と出会いたいなら、容器の数は多い方がベターです。
屋外飼育のデメリット

屋外飼育をしてみて、これは大変だなと思うデメリットは以下の通りです。
- オーバーフロー対策が必要
- 虫や動物対策が必要
- 環境を整えるのに何かとお金がかかる
オーバーフロー対策が必要
屋外飼育では雨対策が必要になります。
雨により容器の水が溢れると、めだかが流れ出てしまう危険性があります。
雨が降ってもめだかが溢れないようにするには、容器に穴を開けて網戸シールを貼る方法が簡単です。
穴を開けるには専用の工具が必要になります。
ホームセンターで1000円ほどで売っているインパクトドライバーにホールソーを取り付けることで、簡単に穴を開けることができます。
網戸シールは100均で手に入ります。
室内飼育では必要のない手間がかかってしまうことだデメリットの1つにあげられます。
虫や動物対策が必要
屋外飼育では、めだかの天敵となるヤゴや鳥の危険にさらされます。
小さいめだかは、簡単に食べられてしまうので、しっかりと守ってあげる必要があります。
100均のネットに、ホームセンターで売っている防虫ネットを張り付けて容器の上に置くのが一般的ですが、うちでは木枠に防虫ネットを固定して蓋を作っています。
木の方が見た目がおしゃれでテンションが上がるからです♪
木枠ネットの作り方は、こちらの記事でも紹介しているので、よければ参考にしてください。
環境を整えるのに何かとお金がかかる
他にも、容器を置く棚を作ったり、蚊よけの商品を買ったり、土をならしたり、、、
室内飼育では考えられない手間やお金がかかります。

屋外飼育、大変だ。。
それでも、スペースを気にせず容器を増やせるのは、めだか好きにとっては嬉しい限りです。
はじめは大変かもしれませんが、環境が整ってしまえば、室内飼育とおなじくらい快適なめだかライフを送ることができます。
毎日、めだかに関する経費がどれだけかかっているかをまとめているので、気になるようでしたら畑からめだか飼育場の整備までの経費合計金額を記事にまとめようと思います。
我が家の屋外飼育場
現在の我が家の屋外飼育場の様子がこちら。



容器一覧
浴槽【400L】 2個
トロ船【120L】 4個
トロ船【80L】 3個
タライ【40L】 12個
発泡容器【30L】 2個
発泡容器【15L】 5個
容器を数えてみたところ、合計で2000L以上の容量がありました。
つまり、めだかを2000匹以上飼育できる環境がすでにできていました。笑
しかし、まだまだ課題は山積みです。
目下、蚊が多いことと、周辺の藪を綺麗にすることが課題です。
畑を木枠で囲って視覚的にもおしゃれな空間づくりを目指します。
まとめ
最後に、今後の飼育場の整備目標を示します。
・ソーラーパネル電源の導入
・水源の確保
・足場の整備
・屋根の整備
まだまだやりたいことは山積みですが、ちょっとずつ進めていきたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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