今しかない!人生を豊かにするために20代が意識すべき5つのこと

会社員のすすめ

20代。仕事(バイト)や勉強、遊びに追われる日々を過ごす一方で、「このままで大丈夫かな?」「今しかできないことが他にあるんじゃないか?」という漠然とした不安に襲われることがあります。

しかし、”不安や焦りを感じた瞬間””変化を受け入れるチャンス”と捉えることもできます。

今回は、漠然とした不安に襲われた社会人2年目の僕が図書館でたまたま出会った「(著)20代の生き方で人生は9割決まる!」を読み、心に刺さった言葉の数々を僕の目線からご紹介します。

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人生において20代の価値とは?

自分の天井は20代で決まる。

(著)20代の生き方で人生は9割決まる!

社会人2年目になると、後輩も増え今まで以上に仕事と向き合う時間が必要になります。そんな日々の忙しさを言い訳に、自分自身のためにできること、すべきことを考えることをしていませんでした。「自分の天井は20代で決まる。」この言葉に出会い、人生を大きく左右する今だからこそ”自分の人生のため”に時間を使うべきであると改めて痛感しました。

人生を劇的に好転させられるチャンスタイム、それが20代だと僕は思います。

そして、20代前半を遊ぶことと仕事に全力投球してきた僕にはもう時間があまり残されていません。誰にでも時間は限られているもの。その限られた時間を”自分の人生”と確実に直結させるためには、”意識を変える努力”が必要になります。

20代が意識するべき5つのこと

では、限られた時間を”自分の人生”と確実に直結させるために徹底して意識するべきこと5つご紹介します。

受信から発信へ

受け身の学びを100回するより、1回でいいから人に教えてみると受け身の学びの何倍もの学びを得られる。

(著)20代の生き方で人生は9割決まる!

 まず、意識を「教わる」から「教える」に変えていくことが求められます。

今までの人生において、何かを教える側になった経験もあると思います。友達に勉強を教えたり、部活の後輩にマナーやルールを教えたり。人に教えることで、改めて思考が整理され、新しい気づきを得られることがあります。

「インプットは得意でも、アウトプットは苦手なんだよな。」という人も多いと思います。僕もあまりアウトプットは得意ではありません。まずは、学んだことを自分なりに文字にして、誰かに共有してあげることを意識してみようと思います。学ぶ入り口として、「○○さんとの話のネタに使えそうだな」くらいの気持ちでもいいと思います。

これから限られた時間の中で効率的に成長していくために、受け身の学びから、自分から発信するという積極的な学びへと変えていき、時間の質を高めていきましょう。

失敗・挫折、大歓迎!

失敗は、マイナスから立ち上がる根性を鍛える。

(著)20代の生き方で人生は9割決まる!

次は、失敗を恐れず、むしろ積極的に失敗体験を増やしていく意識を持つことが求められます。

なぜなら、20代は成功体験の方が圧倒的に少なく、失敗を恐れて何も行動しないことこそが一番自分の為にならない選択だからです。失敗して他人に怒られることを想像すると憂鬱ですが、今のうちであれば、「まだ若いしね」「次に活かしてくれればいいから」と、周りの理解もある程度は得られます。

また、新しいことに興味を持ったり、受け入れやすい能力(開放性)が高い人の方が、将来成功する可能性が高いという研究結果もあります。

20代のうちから失敗に対するマイナスイメージを少なくし、新しいことにトライする意識を身に着けることで、いざという時の自分を支えてくれる自分を手に入れましょう。

苦手は克服しなくていい

得意分野にエネルギーと時間を集中しよう。

(著)20代の生き方で人生は9割決まる!

次は、限られた時間を使ってまで苦手を克服する必要はない、と知ることが求められます。

僕の好きな言葉に、「自分がなんでも出来るすごい人になるよりも、どんな話題でもそれぞれ自分が頼れるすごい人を知っているほうがはるかに大切 (by安宅和人)」という言葉があります。

なんでも自分1人で解決する必要は全くなく、「これはあの人に聴いてみよう」「これはあの人に頼んだほうがいい結果になりそうだ」と周りの人を思いっきり頼ることが大切です。そして、周りからも頼られることが重要です。

苦手分野を克服するための苦しい時間も膨大なエネルギーも、もうもったいないです。その分、得意分野に思いっきり力を注ぐことで自分だけの武器を磨きましょう。

人と比べない

大事なことは、自分に勝っているか、負けているか、だ。比べる対象は、昨日の自分、明日の自分だ。

(著)20代の生き方で人生は9割決まる!

次は、周囲の人と自分を比べないことが求められます。周りで自分より優れている人はいくらでもいます。自分とは時間の使い方も過ごしている環境も全く違うから当然です。

よく、努力の結果を人と比べることで見出すことがあるかと思います。しかし、基準の異なる人と比べたところで、ネガティブな気持ちか現状への満足か、いずれにしても成長を妨げる要素しか得られません。それより、過去の自分と比べることで、一歩ずつでも確実に成長を実感することができ、その実感が努力に結び付くと思います。

では、過去の自分と比べるにはどうすればいいでしょうか。

誰でも気軽に始められる方法を1つご紹介します。それは、毎日日記をつけることです。その日の出来事や悩んでいることなどを書き留めておくことで、振り返る際に役に立ちますし、ある研究では、毎日日記をつけている人は幸福度が高い傾向にあることも示されています。

人と比べず、過去の自分と向き合うことで着実に成長しているという自信を付けましょう。

TIME IS LIFE

TIME IS MONEYではない。

(著)20代の生き方で人生は9割決まる!

最後に、TIME IS LIFE(時間は人生)という意識を持つことが求められます。

よく、TIME IS MONEY(時は金なり)という言葉を使いますが、時間はお金よりも尊い、人生そのものであるという意識を持つことで、限られた時間をどう使うべきか日常的に考えるようになりました。

僕の場合、仕事+毎日のルーティン(人生のために必ずやると決めたこと)を作りました。毎日のルーティンは必ずこなすようにし、もし時間が余ったら旅行プランや楽しい計画を立てるなどモチベーションアップにつながる時間にあてるようにしています。

あくまでも一つの例ですが、時間の使い方を自分なりに工夫すること、この意識自体が重要だと思います。皆さんも、自分なりの工夫で自分の人生のための時間を積み立てていきましょう。

明日から行動に移すためには

ここまで、限られた時間を”自分の人生”と確実に直結させるために意識すべきことをご紹介してきました。5つすべてをすぐに日常に取り入れることは難しいかもしれません。もし、1つでも共感できる考えがあった人に向けて、明日から実際の行動に移すためのコツをご紹介します。

それはズバリ、自分の理想と現実のギャップを知ることです。

まずは、紙を用意して真ん中に線を1本引いてください。そして、左側に現実を、右側に理想を思いつく限りかき出します。例えば、現状は年収○○万円。理想は、年収○○万円以上稼ぐ!など。

こうすることで、自分の人生の理想像と現状とのギャップ、つまりスタートラインとゴールとの距離が見えてきます。そして、このギャップを埋めるためには何に時間を使うべきなのか。こう考えることで、具体的な行動に移しやすくなるかと思います。

不安や焦りを感じた瞬間””変化を受け入れるチャンス”です。新たな1歩を踏み出すことができたら、思いっきり自分を褒めてあげましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。最後に、ダーウィンの言葉をご紹介して終わりにしたいと思います。

1時間の浪費を何とも思わない人は、人生の価値をまだ発見していない。(チャールズ・ダーウィン)」

人生の価値を知り、その主人公である自分のための時間を有効に使って人生を豊かにしていきましょう。

上記で紹介したほかにも、心に響く言葉がまだまだたくさんあります。より詳しく知りたい、読んでみたいという方は、是非一度読んでみてください。

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